『疲れ切った人のための勉強法』を読んで(第8章まで)
堀田先生の『疲れ切った人のための勉強法』を読み始めました。
私は仕事をしながら物理やプログラミングを勉強しています。しかし、昼を過ぎると疲れてしまい、教科書を読んでも内容が頭に入らないことがあります。ただ昼だけでなくその日の体調によって午前に集中できたり、午後に集中できたりとまばらな事が多いです。
この本を読んで、疲れているときには無理に普段と同じ勉強を続けるのではなく、疲労の状態に合わせて勉強方法を変えることが大切だと分かりました。今回は、第8章まで読んで印象に残ったことを書いていきます。
疲れているときは「なぞる勉強」をする
まず印象に残ったのは、疲れ切った状態でやる気が出なかったり、集中できなかったりするのは、脳の仕組み上ある程度は仕方がないということです。
そこで本書では、疲れているときの勉強法として「なぞる勉強法」が紹介されていました。解答や例文を書き写す、英語の音声をシャドーイングするといった、新しい答えを一から考えなくてもできる勉強です。
私も以前から、コードや文章を書き写す勉強をしていました。しかし、それを比較的集中できる朝に行っていました。
これからは、朝には物理の内容を理解したり、分からないコードを調べたりする負荷の高い勉強を行い、疲れが出る午後には「なぞる勉強」を持ってくるとよさそうです。
使う感覚を切り替える
言語、視覚、聴覚など、異なる種類の感覚を使う勉強を切り替えることも、集中を続ける方法として紹介されていました。
私は普段、物理の定義や方程式、プログラミングコードなどを目で追うことが多く、言語と視覚に偏っています。そのため、どこかで英語のシャドーイングなど、聴覚を使う勉強を入れてみたいと思いました。
ただし、私は通勤時間や昼休みに音楽を聴くことが多いため、単純に音を増やせばよいわけではなさそうです。音楽を聴く時間の一部を短いシャドーイングに置き換えて、疲れ方がどう変わるか試してみたいです。
基本的に移動時間、休憩時間を音楽を聴くのに費やしているので、聴覚も疲れているのかもしれないと思います。
分からなくても、まず読み進める
本の文字を目で追うだけでも、脳は少しずつ情報を処理しているという話も印象に残りました。
一度読んだだけでは理解できなくても、同じ単語に何度も出会うことで、少しずつ意味が分かるようになると紹介されていました。
私は、教科書を読んでも理解できないと、「読んだつもりになっているだけではないか」と考え、自己嫌悪になることがあります。
しかし、最初からすべてを理解する必要はありません。最初の一周は「内容を理解するため」ではなく、「用語や内容に見覚えをつくるため」と考えれば、分からない部分があっても読み進めやすくなると思いました。
英単語も何度も同じ単語に会うことで、大体の意味がわかるようになるということは同じ文章を何度も読めば良いのかなと考え、AIでちょっと難しい文章を作り、それを音から文字からインプットしまくっています。
10分の勉強と5分のアクティブリコール
勉強を細切れにする方法も紹介されていました。
具体的には、10分間インプットした後、何も見ずに内容を思い出し、5分間で白紙に書き出します。これは「アクティブリコール」と呼ばれる方法です。
一度に多くのことを覚えようとせず、重要なことを三つ程度書き出すのが目安とされていました。これはワーキングメモリがそのぐらいしか処理できないからです。
私は長時間勉強しようとして途中で集中が切れることが多いため、まず10分だけ読む方法なら取り入れやすそうです。ただ文章を読み続けるだけでなく、何を覚えているかを確認する時間も入れてみます。
勉強後は、すぐにスマホを見ない
自然の中を歩くことで注意力の回復につながるという話もありました。私は普段オフィス街で過ごしているため、昼休みに公園を歩いてみるのもよさそうです。
もう一つ、特に自分に当てはまると感じたのが、勉強後のスマホです。
勉強直後にSNSを見ると、別の情報が入るだけでなく、他人の華やかな投稿と自分を比べて落ち込むこともあります。私にとって、スマホを見ない時間は、記憶を休ませるだけでなく、気持ちを守るためにも必要だと思いました。
本書では、勉強後にすぐ別の情報を入れず、目を閉じて深呼吸する時間を作ることが、記憶の定着に役立つと紹介されていました。
実際に目を閉じ、呼吸の回数を数えながら深呼吸してみました。すると、普段よりゆっくり休めた感覚があり、時間の流れも少しゆっくりになったように感じました。
勉強後はすぐにスマホを見るのではなく、まず5分間、目を閉じて深呼吸する時間を作りたいです。
疲れたときにもできる勉強はある
ほかにも、後ろ向きに歩いたり、後ろ向きに進む映像を見たりすることが記憶に影響するという、意外な方法も紹介されていました。実際に試す場合は、転倒しない安全な場所を選ぶ必要があります。
第8章まで読んで最も重要だと感じたのは、「疲れているから勉強できない」と考えるのではなく、疲労の程度に合わせて勉強方法を変えるということです。
集中力のある朝には、理解や問題解決が必要な勉強をする。疲れてくる午後には、書き写しやシャドーイングなどの「なぞる勉強」をする。そして勉強後には、すぐスマホを見ずに少し休む。
自分の体力に合ったやり方に変えることで、疲れている日でも勉強を完全にゼロにせず、少しずつ続けられるのではないかと思いました。

コメント